●●こっから先は僕の捕捉です。

「すくりゅうTさん」と「リミテッドの10カ条」に共通する点は

●先手の有利な点はテンポで先行していること。
●後手の有利な点は手札の数で先行していること。

「10カ条」では、
●シールドはゆっくりとしたゲーム展開。
●マナベースも不安定。
の2点から、先手でテンポを取るよりも
後手で手札が多い方が有利となっています。

ゲームが長引けば、先手のテンポの優位性は消え、
(土地が余ってるときとかテンポも糞もないですから)
後手の引いたカードが1枚多い点が光ってくる

と「10カ条」では言ってますが、

僕は「ゲームが長引けば後手の手札が1枚多かった点で有利になってくる」点はちょっと違うと思いました。

ゲームが長引いたときに、お互い引いたカードの枚数は
先手→20枚
後手→21枚
とかになっています。
後手が先手より引いたカードが1枚多いとはいえ、トータルで比べると20分の1しか変わっていません。

また、この先も
先手→30枚
後手→31枚
とかになってくると、後手の引いたカードの有利は30分の1になってる。

ゲームが長引いても、後手の引いたカードが多い点が有利になるどころか、むしろ薄れてきていると思います。

●●●●「10カ条」から引用●●●●●●●●
また、シールド戦はもっともライブラリーのめくりあい勝負(トップデッキ合戦といっても良いですね)になりやすいフォーマットでもあります。つまり、後手を選ぶことによって1枚多いカードを持ってゲームをはじめられることは重要なアドバンテージそのもので、序盤にいくらかダメージを受けてしまうかもしれないことのリスクを大きくうわまわるものなのです。
●●●●●●●●●●●●

↑しかも、このような状況では既にお互い手札を使っているため、後手が手札1枚多く始めた点は全く関係なくなっていると思います。

あと、逆にゲームの最初らへんでは

先手はテンポの面に置いて後手より優位。

「10カ条」ではシールドにおいてはテンポの重要性が薄いと言ってますが、ゼロではありません。

しかも、後手の手札が多い状態も、最初の内は手札を使い切ることはないので、後手の手札の優位性は先手のテンポの優位性に比べてかなり少ないと思います。

そして、ゲームが長引けば長引くほど、後手の手札の優位性も薄れてくる・・・。

「10カ条」における「マナベースが不安定な点で後手の手札が1枚多い状態が良い」というのも、先手がそこまでしょっちゅう事故るわけでもないです。

また、テンポで先行したことによって得られるアドバンテージも忘れてはならないと思います。

2ディス忍者とか1ドロー忍者で忍術とか。
(先手、後手で忍術しやすさ、攻撃の通りやすさが全然違う)
極端な例として、後手がテンポで出遅れてしまったために、ライフを大きく削られてチャンプブロックしないといけないとか。

先手のターンが来て、1ドローによって後手に引いたカードでおいつくのは簡単(というかほぼ絶対)。
後手のターンが来て、先手に取られたテンポを取り戻すのは、先手が先手のターンで後手に引いたカードの数でほぼ確実に追いつくのに比べると難しい。

逆に
先手は引いたカードで後手と並ぶことはあっても上回ることはないですが、(ドロー呪文は抜き)
後手はテンポの面で先手を上回ることがあります。

その代わり、先手はテンポで先行することによって、後手の手札何枚分かを得することがあります。


しかし、ここでまた手札の優位性がテンポに結びつく場面があることを考えなくてはいけないと思いました。

極端な例として
先手の土地がストップしたり、土地が3枚並んでいるのに、先手が何も呪文をプレイできなかったり。

テンポが覆るのは

例えば

先手→土地2枚並んでいるのに何もせず
後手→1マナ、2マナとクリーチャー展開

とかだと、確かに後手の方がテンポで有利に立っています。
しかし、先手はこの後、後手より先に1マナ重いカードをプレイできます。
その点では後手のテンポの優位は崩れやすいです。

(低マナ域のクリーチャーは止まりやすい。先手が土地セットしてクリーチャーを出した時点で後手は殴れず、テンポの優位性は無くなっていることが多い。強化系の呪文で攻撃に行けるけど、条件限定されるからパス。飛行クリーチャーはそのまま殴れるけど、回避持ちの生物は試合が長引いた方が強い。また、先手が土地4枚並んでも何もできないような状況はさすがに事故としか言いようがない。)

テンポが覆りやすいのは除去を撃ったときですが、
(除去は、除去の対象のクリーチャーより少ないマナコストで撃てることが多いし)

でも、シールドでは除去の数は少ないのが基本なので

やっぱり僕は先手が有利だと思いました。

後手の有利な点は、
「自分のターンになると先手に比べて引いたカードが1枚多い」
というよりも、
「手札が1枚多いことがどれだけ先手のテンポを覆すのに結びつくのかを幾らくらい重視するか」
だと思います。

※書き終わった。とりあえず、載っけときます。
今からまとめ直します。

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